熊本県議会 2045-06-01 06月15日-05号
まず、漁場環境の改善につきましては、カキがら、アサリ貝がら等の堆積により、本来産卵場、成育場としてすぐれた条件を有しておりながら現時点では生産力の低下している漁場について、これらの堆積物の除去を行うことにしておりまして、五十七年度につきましても玉名地先を対象に実施する計画でございます。
まず、漁場環境の改善につきましては、カキがら、アサリ貝がら等の堆積により、本来産卵場、成育場としてすぐれた条件を有しておりながら現時点では生産力の低下している漁場について、これらの堆積物の除去を行うことにしておりまして、五十七年度につきましても玉名地先を対象に実施する計画でございます。
これまで、県では、水産業の振興に向け、漁業者が行う資源管理の取組への支援のほか、ワカサギの人工採卵やふ化放流など種苗生産の技術指導、魚介類の産卵や稚魚の育成の場となる水生植物帯の造成といった取組を進めてきたところです。
これは昨年夏の高水温によってカキが産卵を繰り返し体力を消耗したことや、昨シーズンの終盤の5~6月にかけて人手不足などの理由でやむを得ず夏を越した、いわゆる残しガキが高水温に耐えられなかったことなどが原因と考えております。 県では県内の生産者に毎月聞き取り調査を行っておりますが、直近の2月上旬の調査によりますとへい死は1~2割程度と、ほぼ平均並みに回復してきております。
また、シロアマダイの育成研究については、種苗の生産技術を確立したことから、次のステップとして、大量生産に向けた産卵親魚の安定確保が必要と考えています。 次に、物価高騰対策についてです。 令和四年六月補正予算において、生産資材や燃油価格高騰による漁業者負担を軽減するため、省エネ対策としての船底清掃やLED灯への交換、さらに漁具の購入などについて、延べ千七百六経営体の取組を支援しています。
藻場、浅場等は多くの水生生物の生態を支え、産卵や稚魚の生育の場を提供していることに加え、近年、藻場などに生育する海藻などにより貯留される炭素はブルーカーボンと呼ばれ、CO2吸収源の新たな選択肢として注目を集めているところであります。
このため、安定した水揚げ量の確保に向け、追跡調査による回遊経路の解明や産卵状況の把握に取り組むとともに、認知度の向上に向け、ラジオやテレビ等を活用したキャンペーンを実施するなど、トラフグが福島ならではのブランドとして定着するよう支援してまいります。 (土木部長曳地利光君登壇) ◎土木部長(曳地利光君) お答えいたします。
具体的には、地球温暖化などの環境問題や、人間と海との持続可能な関係性を効果的に来園者に伝えられるよう、音響、映像、ICTなど最先端技術を活用いたしまして、クロマグロの産卵や回遊に適し、大海原を再現した水量三千トンの大水槽など、海を体感できる展示、空間演出を行います。
そして、成虫の寿命は僅か数日であり、その短い期間に、群れになって飛び回る蚊柱と言われる群飛行動などにより交尾を行い、卵を産卵します。 そこでまず、琵琶湖に生息するびわこ虫──ユスリカの発生のメカニズムについて、琵琶湖環境部長に伺います。 本年は、琵琶湖の湖辺域に住む住民や、飲食店、またコンビニやドラッグストアなどの商業施設からも、びわこ虫の大量発生に関して悲鳴が上がっております。
産卵場や稚魚の育成場となる藻場を造成するとともに、漁業者が実施する保全活動を支援するなど、魚の住みやすい環境づくりに努めます。 二つは、養殖業の振興です。中でも養殖ブリは国内外で加工需要が拡大しており、既存の加工場では賄い切れなくなっていることから、県漁協が計画する新たな加工場の建設を後押しします。
藻場は水産生物の産卵の場であり、また、稚魚にとっての育成の場となるほか、アワビやサザエなどの磯根資源の餌場ともなるなど地域の財産でもあり、藻場の保全は大変重要な課題と言えます。 そこで伺います。外房地域における藻場の保全に向けた取組はどうか。 また、これからの水産業を担う漁業者の皆さんが、将来にわたり安定した漁業を続けていくためには、水産資源の適切な管理が不可欠です。
伊勢湾、三河湾は、木曽川、矢作川、豊川などの大河川からの豊かな栄養により多くの生物が育まれ、さらに、干潟や浅場が発達して魚の産卵や成育の場となっていることから、古くから豊かな漁場として多種多様で豊富な海の恵みをもたらしてきました。 現在でも、アサリやガザミ、シラスなどは全国有数の産地で、ノリの養殖も盛んに行われています。特にアサリは、十八年連続で全国一位の生産量を誇っております。
台風の通過がアユの産卵時期と重なったことで、アユが産卵する石が泥をかぶり、産卵する親アユも流され、あるいは滞留して痩せ細り、このままでは次年度の天然アユの遡上が全く期待できない状況にあります。 また、ウナギの寝床であります岩の隙間や、内水面漁業者が設置したウナギの石倉礁なども埋まってしまい、ウナギ資源への影響を懸念する声が、内水面漁業者から届いております。
来年5月にはクロダイの種苗生産を開始することとし、現在、産卵する親魚の育成等を行っているところであり、これまでの16万尾から26万尾への増産、放流を図ることとしております。
水産総合研究センターの研究成果につきましては、これまでも、例えば習志野市地先のマコガレイの産卵場造成とか、そういった国による水産生物の生息場づくりに活用されてきたところです。この事業による研究成果につきましても、東京湾において浅場などの造成が行われる際に活用されるよう、国など関係機関と共有することにより、漁業生産力の向上に資する漁場改善を推進してまいりたいと思います。 以上です。
そこで、令和4年2月には、漁業者の協力を得て、産卵直前の頭の中に卵が入ってる状況のメスのイイダコを確保していただきまして、アカニシ貝等の貝殻とともに水産試験場の水槽で5月まで飼育管理をしたところでございます。
その原因は、複合的な原因によるものと考えますけれども、一つといたしましては、諏訪湖の湖岸、あるいは湖内において魚介類が生息や産卵ができるような場所が失われてきているということがございます。今回の第8期の諏訪湖水質保全計画におきましても、生物豊かな湖岸域の復元、創出を掲げておりまして、覆砂による砂浜の造成、シジミの生息場所をつくるというようなことで行うことにしております。
例えば、宮崎県児湯郡新富町では、二〇二一年、古民家の宿千木テラスとしてブランド化をしてよみがえらせ、日本有数のアカウミガメの産卵地、大小二百七基の古墳群、地場野菜を使ったカフェなど、観光の足がかりとして県内外から注目を集めています。
現在はアユの産卵期でございまして、高時川が合流する姉川はアユの産卵数が県内で最も多い河川でございますが、川底に泥がたまり産卵しにくい環境になっているというふうに認識をしております。 ◆13番(杉本敏隆議員) (登壇)これだけの濁水が琵琶湖に流れ込んでいるんですけど、こういう事態について、琵琶湖環境部長は、環境にどのような影響があると考えておられますか。答弁を求めます。
今回の高時川の泥水では、産卵期を迎える多くのアユが、長引く濁水の中で死滅したのではという懸念も出され、琵琶湖への影響も心配です。流木などが夏の琵琶湖第一還流に乗って湖西の湖岸に流れ着き、被害を出したことが問題となりました。田植の時期に濁水を流さないでと呼びかけている本県としては、豪雨のときの濁水の琵琶湖環境への影響は無視をすることはできません。
魚介類の産卵、生育の場であり、水産資源の再生産を支える藻場は、漁業者の皆様にとって重要であり、県ではかねてより漁業振興策の一環として藻場の造成事業に取り組まれておりますが、近い将来、藻場には二酸化炭素の新たな吸収源という大きな意義が加わり、広く社会に認知されるのだろうと、そう考えております。